肩関節の痛みの治療⑴

先日3件ほど、肩関節の痛みの治療がございましたのでレポート代わりにご紹介致します。

肩の関節は、人体の中で一番動きの範囲が広い関節です。日常生活でも動かさない動作がないくらい、本当によく仕事をしている部位です。なので、痛みや違和感があるとかなり憂鬱になりやすく、痛みを感じやすい部位です。そんな肩関節ですが、3つのエリアに分ける事が出来ます。肩の『前』『横』『後ろ』です。

今回は、後ろについてレポートしていきます。

よくあるのが、腕が上に上がらないという症状です。これは、後ろ側の筋肉が凝り固まっていて、肩の動きを制限している事が多いです。密接に関係しているのが、『大円筋』『小円筋』『三角筋後部繊維』がよく考えられます。この辺りの筋肉は、こんな感じで脇の後ろ側から肩を抱くように付いています。

この部位に凝りが出来ると、ある程度までしか肩が上がらなくなってします。また、痛みが出るので動かすのが億劫になり、筋力低下を引き起こすようになってしまいます。そこまで行ってしまうと、リハビリの筋トレが大変ですので、早めの治療をお勧めします。

『大円筋』『小円筋』『三角筋後部繊維』を痛めてしまう主な原因は、凝りの冷えです。筋肉が硬くなっていくと血流量が低下していき、筋肉に栄養が伝達しにくくなります。なので、更に硬くなっていきます。硬くなり、動きにくくなるので『熱』が生まれにくくなり、どんどん冷えやすくなってきます。すると、冷蔵庫に保存しているお肉のように、どんどん冷えて硬くなっています。なので、凝りは温めながら動かすと動きが良くなる事が多いです。

日々の姿勢で悪くなる事ももちろんあります。私の経験ですと、痛めている方(右側もしくは左側)を下にして横向きに寝ている患者さんに、『大円筋』『小円筋』『三角筋後部繊維』が原因である肩関節の痛みをお持ちの方が多いです。横向きに寝ると、肩に身体の重みがかかってしまいます。重点が肩になり、上半身の体重が一気にかかるので、『大円筋』『小円筋』『三角筋後部繊維』を使ってバランスを取るように働きます。重さが加わった状態で筋肉を微妙に動かしたりするので、凝りが出来ている筋肉にかなりの負荷をかけることになります。なるべく上向きで寝るのが良いと思います。『大円筋』『小円筋』『三角筋後部繊維』は、ストレッチで伸ばす事が出来ますが、痛めてしまうとストレッチの動き自体が出来なくなってしまいます。ですが、温める事で筋肉が柔らかくなり動かしやすくなります。お風呂の中やお風呂上がりに痛くなる手前くらいの刺激で動かすと、少しずつ動きの範囲が広くなります。また、指圧マッサージや鍼灸治療が良い選択だと思います。凝りをほぐして血流量をあげる事で、早く回復します。

肩の痛みは、どこが痛いか自分でもよくわからない場合が多いです。関節の中が痛むような気もすれば、前が痛いような気もするし、原因を探るのが難しい関節です。ほとんどの場合、複合的に痛めているので、一つ一つ確認しながら原因を取り除いていく事が大切です。

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