先日、胃痛に悩まされました。もともと胸焼けが長く続いていたのですが、軽度の痛みになり、段々と痛む時間の間隔が狭くなり、痛さと気持ち悪さが同時に来るようになりました。
普段はあまり病院に行く方ではないですが、この時ばかりは耐えられず、病院に行き胃薬をもらいました。その夕方と夜、また激しい胃痛に襲われました。『みぞおち』の辺りというか、おへその少し上というか、どの体勢でも痛気持ち悪く、上向きに寝ていると余計に痛いような感じでした。病院でもらった薬は胃薬でしたが、痛み止めではなかったようで、飲んでも効き目はありませんでした。
この日は結局2時間ほどしか眠れず、朝一で診察を行っている病院を探し、直ぐに診察してもらいに行きました。土曜日に受け付けてくれるところがあり、本当に助かりました。もちろん病院に行く間も『みぞおち』の奥が痛く、39度の高い熱があっても平気でバイクで走り回れる私ですが、この時ばかりは何度か休憩したくらいです。
診察をしていただき、すぐに胃カメラとエコーの検査をしてくださいました。水分補給の成分に少し痛み止めの成分が入った点滴をしてもらい、初めて少し楽になりました。エコーの検査では、胆のうの状態と膵臓の具合を診てくださり、問題はありませんでした。胃カメラでは、食道、胃、十二指腸、全て正常でした。胃の中の内容物が消化仕切れていなかったようで、少し残っていました。胃の色自体があまり良くないと言われました。どうやら、血流が悪いと言うことだそうです。
痛くなった時のために痛み止めのお薬をもらい、帰りました。点滴の効果が切れたのか、帰りも激痛でバイクで帰りました。
何も異常がなく、血流が悪いという事だったので、ここは自分の職業を活かして鍼をしてみる事にしました。痛いながらも上向きに寝て、自分で気持ち悪いのと痛い場所を押さえます。特に痛いポイントに鍼をしていきます。合計6箇所くらいしてみました。少し刺激を加えていくと、不思議と痛みが和らいでいきました。あんなに痛かったのが半分くらいになり、その日は眠る事が出来ました。翌日から、お白湯を飲むようにしました。色が悪く血流が良くないようなので、温める事にしました。しばらくの間は発作的に痛みがでそうな時があったので、その都度お白湯を飲むようにしました。
痛みや身体の不調があると、本当に気分が落ち込みますし、今回のように色が悪いけれど目立った悪い所はないと言う診断になると、悪い所がないのに痛むと言う事がさらにストレスになります。
今回は自分の体験が非常に勉強になりました。原因不明の不調をお持ちの方、お役に立てるようにまだまだ勉強してまいります。
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