ハリナビスの鍼灸は、原因と根本の治療を1番に考えています。

肩の関節関節は非常に複雑で、しばしば原因を見つけられなかったり、見落とされがちです。ハリナビスでは、問診に少し時間をいただき、原因をしっかり探ります。

単に腕を上げるという動作ですが、基本的に2つの異なる動きがあります。2枚の写真のように、手のひらの向きが違う動作です。こういった細かい動きの連結と、使っている筋肉、痛みが出る部位を確認する事が大切です。

手のひらの向きが違うという事は、手首をひねっているかひねっていないかの違いです。手首の筋肉は肘に付いている事が多く、肩の筋肉もまた、肘に付いている物があります。遠い関節で、関係がなさそうな部位ですが、実は大きく関係しています。

肩の関節の痛みが手首から来ていたとすると、いくら肩の治療を受けていても良くなる事はありません。原因が肩ではないからです。

肩甲骨の動きが悪くなるとうまくスライドしなくなり、筋肉が引っ張られて痛みを起こす事があります。①、②、③は特に、首の筋肉が付着している部位で、首からのコリや疲れも溜まります

肩甲骨が上手く機能しないので、④や⑤の筋肉が余分に働かなくてはならず、筋肉に張りが出て疲れやすくなり、慢性的な重だるさになったりします。

また、肩甲骨は鎖骨とも靭帯で連結しています。鎖骨の動きが悪くなると、首の前の筋肉の動きが狭くなり、神経痛を起こす事もあります。

手首の症状を放置するだけで、ここまで歪みが出てきます。原因を早く見つけて早く治療する事が大切で、鍼灸院、整体院、クリニック選びがここでさらに大切になってきます。

症状と原因をお伝えして、納得していただけるよう心がけています。